長きにわたって

藍の自家栽培について書いてきましたが、

いよいよタイトルにある通り

自分たちで育て上げた藍を使っての藍染めに挑戦です。

藍の葉を「すくも」にして

染めていくのが最終目標ですが、

その前に

蓼（タデ）藍の生葉を使った生葉染めで

シルクのストールを染めましたよ。

生葉染めは葉が新鮮でないと染められません。

収穫してすぐに染める必要があるんですよ。

だから

栽培していないと出来ない染め方なので

まさに自家栽培だからこその染めですよね。

さてさて

染めの作業ですが

まずは収穫した蓼（タデ）藍の葉を摘み取っていきます。

そして

藍葉をザクザクと細かく刻んでいきます。

ミキサーでってのもいいんですが、

せっかくなので

手作業にこだわって刻んでいきます。

布袋に入れさらに揉みこんで

少しの水を足しながら色素を出し、

そして濾したら染液の完成です。

見た目は青汁っぽいのかな。

何度も染液に浸けて

藍染めでお馴染みの空気発色をして完成です。

今回は絞り染め技法の一種である

ムラ染めで染めてみました。

染まった模様がこんな感じです。

個人的な感想ですが、

キレイなまだら模様になってすごくいいですよね。

少し緑がかった青色である浅葱色した

とってもおしゃれなシルクストールの出来上がりです。

自家栽培の生葉染め、しかもムラ染めです。

他にはない一点モノになりますので

どうぞ商品のシルクストールも

一度ご覧になってみてくださいね。