たくさんの種が実ってから

約1か月近く経過しましたが、

順調に茶色へと色が変わってきました。

ということで

いよいよこの時がやってきたんです。

蓼（タデ）藍の種の収穫です。

黒いものが少しだけ顔を出していますが、

これが種なんですよ。

今にもこぼれ落ちそうですよね。

たくさんの種が実っているので

収穫するのも大変です。

でもこれってうれしい悲鳴ですよね。

感謝の気持ちを持って

一つ一つ丁寧に収穫していきましたよ。

先の部分を刈り取って収穫したものが

こんな感じです。

この後はしばらく乾燥させていきます。

数本だけ先に刈り取って乾燥させていたんですが、

乾燥するとこんな感じになります。

しっかりと乾燥した後で茶色い部分を指でほぐすと、

黒い粒が出てきました。

これが蓼（タデ）藍の種ですね。

これで

今年の蓼（タデ）藍の栽培はすべて終了となりました。

種を蒔き

苗を育てて植え付けして、

そして

染料となる藍葉の収穫から今回の種の収穫まで。

初めての栽培で無事に種の収穫まででき、

しかも

次の世代に受け継いで行けるのですから

何とも言えない達成感と安堵感があって

感慨深いものがあります。

あとは

収穫した種がちゃんと発芽してくれればいいんですが。

（無事に発芽してくれるかな）

あと残されたのは「すくも」の制作です。

近いうちに制作を予定しているんですよ。

そちらも

ご紹介させていただきますので、

是非ご覧になってみてくださいね。